両手で持たせる薬
お知らせ

頭痛や歯痛、生理痛など突然起こる辛い症状は、我慢できないくらいひどくなって日常生活が困難になってしまうこともあります。
解熱鎮痛剤を使えば症状が和らいで楽になるので仕事や家事を続けることや痛みを感じずに眠ることができますが、即効性があるのであらかじめ早めに飲んでおくのではなく、短期的なペースで服用したほうがしっかり効果が出ます。
痛みがひどいと機嫌が悪くなったりますます落ち込んだりしてしまうので、即効性を利用して上手に使いましょう。

解熱鎮痛剤は使用を重ねると効果が無くなる?

解熱鎮痛剤は服用すると早ければ10分くらいで効果が出て、即時に痛みが消える便利な薬です。
起きられないほど辛い腹痛や体を動かせないほどの筋肉痛もあっという間に消えて何事もなかったように生活できるようになるので、つい何度も使いたくなってしまいます。
しかし、あまり頻繁に使うと飲んでも効果が出なくなる可能性もあるため注意が必要です。

頭痛や生理痛が辛くて、痛みを感じずに生活しようと思って解熱鎮痛剤の使用を重ねていると通常の量では効果が少ないと感じるようになります。
毎日のように続けて使うと体がいつの間にか有効成分に慣れてしまい、普通の人なら即効で効くはずの成分が体内でブロックされてしまうことや、神経や筋肉が当たり前だと判断して痛みが治まらなくなることがあります。

服用は必要最小限の量にする

解熱鎮痛剤のパッケージには大人と子供でそれぞれ1回に服用する適量の表示があり、ほとんどの場合は1回1錠から2錠が適切とされています。
軽い痛みや微熱なら、半分の量でも効果が出て症状が緩和されるので機嫌もよくなって快適に過ごせます。
逆に、書かれている1回の使用量を超える量を使ってしまうと健康に害を与えて、解熱や鎮痛以外の症状が出たりするので注意が必要です。

パッケージには1回何錠という記載のほか、一日に何回まで使用してもよいかという決まりも書いてあります。
多くの場合一日に3回くらい使うことができるので、朝、昼、夜に使えば一日中効果が持続します。
一度服用すると効果は8時間程度続くので、一日3回で24時間カバーできる計算になります。
効果が切れてしまうのが嫌で数時間置きに飲み続けたり、必要量以上を使ってしまうと効果が出ないだけでなく余計な副作用を感じたり、体がだるくなったりするので気を付けましょう。

解熱鎮痛剤を使うことが習慣になってしまい、毎日何回も使用していると効き目が薄れてしまいます。
毎月生理のときだけ使ったり、数か月に一度風邪をひいて熱を出したり不調で頭痛に悩まされたときに飲む程度なら問題ありませんが、体質改善をしようとしたりサプリメントのような感覚で使うのは間違いです。
解熱鎮痛剤はどうしても耐えられない辛い痛みを抑えたり、即時に熱を下げたりしなければいけないときに使うようにして、クセにならないようにしましょう。

解熱鎮痛剤に使用期限はある?

医薬品はどの製品でも基本的に製造年月日や使用期限が明記されています。
解熱鎮痛剤も同様で、いつまでに使うべきだという使用期限がパッケージに書いてあるので確認しておきましょう。
この期限を過ぎたら絶対に使ってはいけないというわけではありませんが、使用期限はメーカーが効果や品質を保証する目安なので、守ったほうが確実です。
万が一不良品があった場合も使用期限内の商品であれば返品や交換に応じてもらえますが、期限が切れたものは受け付けてもらえないのが普通です。

使用期限を2か月程度過ぎたものなら使ってもそれほど問題はありませんが、1年以上経過しているものは効果があまり期待できません。
有効成分の性質が変化してしまい、力が弱っているのでせっかく飲んでも期待した効果が得られず即効性もなくなってしまいます。
昔買って常備薬として置いているものは、飲む前に必ず表示を確認して期限内の薬だけを使うのがおすすめです。

使用期限を過ぎていない解熱鎮痛剤でも、一度開封して箱の中のビニール袋やアルミパッケージが開いているものは注意が必要です。
わずかな隙間でも湿気が入り込んで性質が変化してしまうケース、アルミのフィルムに細かい傷が付いていてそこから湿気を吸い込んで薬が変色しているようなケースはよく見られます。
小分けしてバッグに入れて持ち歩いている人も、外側のパッケージが衝撃を受けて破れてしまったりコスメポーチの中で小さな傷が付いたりすることが多いので、服用する前に状態を確かめて何らかの異常があれば使わず処分しましょう。

使用期限が切れてしまったものやパッケージが破損したので使えない解熱鎮痛剤を処分する場合は、トイレに流すのではなく生ごみとして捨てるのが適切です。
薬の成分は下水に溶け込むと環境汚染に繋がる危険や、上水としてリサイクルされたとき化学物質が濾過されず残ってしまう危険があるため、基本的にトイレや台所のシンクに流してはいけません。

薬局やドラッグストアでは使用期限の切れた薬を処分するために引き取ってくれることもあるので、捨て方がわからなければ相談してみましょう。
解熱鎮痛剤についてのアドバイスを受けることも、使用するときの注意点やどれくらい使っていいのか説明してもらうこともできます。

解熱鎮痛剤を服用できない病気がある

どんな痛みも緩和できてよいことばかりに見える解熱鎮痛剤ですが、服用できないケースもあるので知っておきましょう。
特に持病があって薬を飲み続けている人は自己判断で使うと危険なので必ず医者や専門家の意見を聞いて許可を得ることが必要です。

心臓病や糖尿病を患っている人、高血圧の人は解熱鎮痛剤の相乗効果で思わぬ副作用が出ることがあります。
喫煙者も発がんのリスクがあり、有効成分が作用しにくくて通常の量では満足な効果が得られない場合があります。

妊娠中の女性も解熱鎮痛剤を使うとおなかの赤ちゃんに悪影響を与えるリスクがあるので解熱鎮痛剤を服用できません。
通常の健康状態の人も、複数の風邪薬や胃薬を併用していて更に別の薬を飲むと危険を伴うため大量の医薬品を同時に使うのは避けましょう。

心臓病ではなくても、数か月以内に手術を受けた人や心筋梗塞などを経験した人は解熱鎮痛剤を使う前に医者に相談しましょう。
市販の解熱鎮痛剤にはいろいろな有効成分が使われていて、風邪の症状を緩和する成分が同時に入っていたりアレルギー対策の総合薬などもあるため、少し前まで薬を飲んでいたり入院していた人は合併症のリスクも考えられます。

糖尿病、高血圧など生活習慣病の傾向がある人や毎日何箱もタバコを吸う喫煙者、肥満の人は普通の人に比べて解熱効果や痛みを抑える効果が出にくいです。
そのため、自己判断で多めに解熱鎮痛剤を服用してしまったり頻繁に使ったりする傾向があります。
体重が平均より重いと有効成分も作用しにくいので困ってしまいますが、自分で勝手に使うと危険なこともあり将来的にますます糖尿病や高血圧が悪化するリスクも増えます。

解熱鎮痛剤はドラッグストアやスーパーでも売っていて気軽に手に入るため、つい頻繁に使ってしまい痛みがそれほど辛くなくても栄養ドリンクやサプリメントのような気持ちで服用してしまうことがあります。
しかし、有効成分は正しく使わないと悪影響を及ぼすこともある強力な成分で、持病があり別の処方薬を飲んでいると思わぬ副作用が出る危険もあるため、心配だと思ったらまずは医者の意見を聞きましょう。
薬剤師のいるカウンターなら商品ごとの特徴を説明してもらい、現在飲んでいる薬との飲み合わせについて聞くことが可能なので活用してみましょう。

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